3Dプリント×ハンドメイド

SLSとMJFで3Dプリントピアス作ってみた!どこが同じで何が違うか比較!【ナイロン・PA11比較】【DMM.make】

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LuckRu
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こんにちは!駆け出しクリエイターのLuckRuです!

今回は3Dプリンターの造形方式であるSLS方式MJF方式の造形物の比較をしていきたいと思います!

どちらの造形方式も3Dプリントサービスでの造形価格が安いのでSLS(ナイロン)でプリントしようか MJF(PA素材)でプリントしようか悩む方も多いのではないでしょうか。

そんな方の助けになればと思い、私が作成したピアスで比較していこうと思います!

当ブログは初心者の方でも分かりやすい、読みやすいようなライトな記事をコンセプトに運営しています。

是非最後までご覧ください!

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SLS【ナイロン】・MJF【PA11】の比較

簡単にSLS【ナイロン】・MJF【PA11】の違いをまとめました!(アクセサリーサイズでプリントしたもので比較!)

重さ・表面の質感・値段(プリント価格)はほぼ同じでした!同じ造形方法だよって言われても気づかないでしょう。

しかし大きく(でも小さく?)違うところが2点あります。

プリント可能なカラーの数と、ピアスの細部形状に大きな小さい違いがありました!写真だと分かりづらいかも知れませんが、なんとか伝わるように頑張ります、、!

※2022/7/5にDMM.make 3Dプリントサービスの価格改定があり、上記の価格よりも値上げがありました。値段は参考程度にお願いします。

それでは、詳しく違いを見ていきましょう!

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ピアスを3Dプリント!

 MJF(PA11)でピアスをプリントしたものがこちら!

以前はナイロン素材(白)でプリントしたのですが、他のカラーも見てみたくなったのでプリントしてみました!カラーはブラックで決めてたので、せっかくだし違う造形方式でプリントしました!

このピアスってなに?どうやって作ったの?って気になる方はこちらから!

今回もいつものDMM.makeの3Dプリントサービスでプリントしました!私がオススメする3Dプリントサービスはこちらから!

それでは、ここからナイロン(SLS)・PA11(MJF)の比較を行っていきます!

同じ形だけど違う?

まずはSLS方式でプリントしたピアスとMJF方式でプリントしたピアスをみてみましょう!

どちらも同じ3Dモデルからプリントしたので、なにも言わなければ同じ造形方式でプリントしました!といわれても気づかないでしょう。どちらがどちらのプリント方式だか分かりますか?写真だと私でも分からない自信があります!

答えは白い方はSLS方式(ナイロン素材)、黒い方はMJF方式(PA11素材)でプリントしました!

SLS方式とMJF方式の違いをまとめた表をもう一度みてみましょう!

重さ・質感・値段はほぼほぼ変わらない!という結果でした!

プリント価格がほぼ変わらない、3Dプリントでは最安値なので、DMM.makeの3Dプリントサービスを利用する方はナイロンでプリントするかPA素材でプリントするか一度は悩んだことがあるのではないでしょうか!!

私も最初の3Dプリントはめちゃくちゃ悩みました!結果、グレーの色合いが可愛かったのでPA11を選択しました。笑

一応、DMM.make公式のプリント素材の紹介ページでは下記のように紹介されています。参考までに。

どちらも共通して粉を固めて造形する方式ですが、SLSはレーザーで焼き固める、 MJFは溶融促進材を吹きつけを利用して固めると言った違いがあります!(詳しい原理は割愛!)

どちらの造形方式もモデルを支えるサポートは付きません!嬉しいですね♪

それではここからSLS方式とMJF方式の違いを解説していきます!

プリント可能なカラー!

まず、SLSとMJFの違いの一つとして、3Dプリント可能なカラーの種類の数に違いがあります。

SLSはなんと12色からプリント可能ですが、MJFでは黒系の3色しかプリントできません!

色んなカラーバリエーションでプリントしたい方にはSLS(ナイロン素材)でのプリントがオススメですね♪

細部形状比較!

もうひとつの違いは細部形状の造形再現性が違いました。

まずは下の画像をご覧ください。

場所的には3か所、造形が微妙に異なる箇所がありました。

それらの違いを、柱と隅の2タイプに分けて解説していきます!まずは柱から!

柱の部分の造形比較!

SLS方式では柱が3Dモデルよりも細くプリントされていました。このピアスを初めてナイロン素材でプリントした時からなんか細くなっている気がするなーとは思っていたのですが、今回MJFで同じピアスをプリントしたことで確信しました。

このピアスの柱は断面形状が◇形になっているので、鋭角な部分が1.0mmより小さくなり上手く造形されなかったのだと思います。そのため、角が鈍角になり実際のモデルよりも細くプリントされたのだと考えられます。

MJFではエッジの造形再現性を売りにしている造形方法ですから、◇形の柱でも角も鋭角にモデル通りプリントされています。

MJFでプリントしたピアスを初めて見たときは、PCの画面上のものがそのまま出てきた!ぐらいの再現性に驚きました。モニターで見たまんまのプロポーションでしたからね。

造形再現性のその凄さを今回目の当たりにすることができました。凄まじい精度です、MJF

隅の部分の造形比較!

お次は隅の部分ですね。ピアスの柱が集まる上部と下部の隅の部分の造形に違いがありました。

この画像のように隅の部分の造形が、SLSではアルファベットのAのようになり、MJFでは逆Vのような造形になっていました。

前述の柱が細くなる原因と同じなのですが、鋭角部分が造形されず柱が細くなったことにより、隅の部分が三角ではなく台形のようになってしまったのだと考えられます。

数値でどれくらい細くなるか解説したかったのですが、1.0mmより小さいほどの違いなので測定ができませんでした、、、

なので遠目からはほぼほぼわからないです。言われて比較して目の前でみれば「あ、確かに!」と気づくくらいの差でした。

どちらがオススメ?

どちらがオススメかと聞かれると、どちらもオススメなのですが、強いて言うならば下記のような判断基準で選ぶと良いと思います!

SLS(ナイロン)がオススメな人!!
  • 色んなカラーで作品をプリントしたい!
  • 細かい造形ではない!
  • 精度はそんなに必要ない!
MJF(PA素材)がオススメな人!!
  • 黒系カラーで作品をプリントしたい!
  • とても複雑な造形!
  • エッジを表現したい!

ただし、SLSの造形精度が悪いように聞こえますが、SLSも精度は家庭用の3Dプリンターに比べればとても良いです!1.0mmでも造形できますからね。笑

あくまでMJFと比べれば、エッジが造形されにくいだけです。1.0mmより小さい部分が大事!とにかくエッジを表現したい方はMJFを選択しましょう!

どちらも人気素材!

SLS方式のナイロン、MJF方式のPA11はDMM.makeの3Dプリントサービスではどちら人気素材です!DMM.makeでは不定期でキャンペーンをやっているみたいです!

最近のキャンペーンでは、ナイロン・MJFのほかにAGILISTAやNXE400もキャンペーン対象になっていました!!

私はタイミング悪く、MJFでピアスのプリント注文した2,3日後に人気素材30%OFFキャンペーンをやっていました、、、

Twitterのチェックも必須ですね!お得情報見つけ次第私も発信して参ります!

終わりに

いかがでしたでしょうか。

ナイロンとPA11、どちらも安いしどっちのプリント方式でプリントしようか悩んでた!なんて方の助けになれば嬉しいです。

この記事がきっかけで3Dプリントを利用してみたい!自分の作品の幅を広げたい!という方が一人でも現れてくれたら幸いです^^

当ブログが少しでも、皆様の作品制作のお手伝いになれたら幸いです。

ハンドメイドクラフターの皆さんの作品の幅が広がることを心より応援しています。

それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!

また次回の投稿でお会いしましょう!

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