こんにちは!駆け出しクリエイターのLuckRuです!
今回はDMM.makeの3Dプリント造形サービスで利用可能な素材のうち、初心者でも利用しやすいものを3種類ほど紹介しようと思います!
最近話題になりつつある3Dプリントに挑戦してみたいんだけど、素材がいっぱいありすぎてわからない!
なんて方の助けになれば幸いです!
当ブログは初心者の方でも分かりやすい、読みやすいようなライトな記事をコンセプトに運営しています。
是非最後までご覧ください!
DMM.makeで利用可能なオススメ素材3選!
DMM.makeでは業界最大級の23種類の素材で出力することが可能です。
これだけ多いと、せっかく作った3Dモデルをどの素材でプリントするか迷いますよね、、
そんな方の助けになればと思い、簡単に素材の特徴などをまとめました!
私が初心者にオススメする素材は以下の3つです!
- その1:ナイロン
- その2:PA11(MJF)
- その3:スチール
これらについて少し詳しく解説していきます!
その1:ナイロン
得意なジャンル:ガジェット、インテリア、デザインアイテム
まずはナイロン素材についてです。
DMM.make公式では以下のように紹介されています。
耐熱性と靱性に優れた樹脂のため、実際に使用するナイロン部品としての強度をもった造形が可能です。
DMM.make
ナイロン素材は3Dプリント素材の中でも1,2を争うほどの人気な素材です。
初心者から玄人まで幅広い方にオススメできる万能素材です!
軽いけど丈夫、豊富なカラーバリエーション、なおかつ低単価である点が人気な理由ですね!
ナイロンの特徴1:軽くて丈夫!
ナイロンは軽くて丈夫な性質をしています!上の画像のように椅子をプリントしたら実際に座ることも可能です!
ナイロンの特徴2:豊富なカラーバリエーション!
ナイロン素材は、豊富なカラーバリエーションの中から色を選択することが可能です!
その数なんと12種類!選択可能なカラーは下記画像を参照ください♪
※実際の色味とは異なる場合がありますので、ご承知おきください。あくまでイメージです。
ナイロンの特徴3:低価格!
上記は体積が1cm^3のモデルをプリントした場合の参考価格のグラフです。
(モデルの形状やその時の価格設定により変化しますのであくまで参考価格です。)
他の材料に比べて低価格なのがよく分かりますね♪
その2:PA11(MJF)
得意なジャンル:工業部品
お次はMJF(マルチジェットフュージョン)方式という新しいプリント方式で選択可能なPA11です!
DMM.make公式では以下のように紹介されています。
PA11 は、非常に柔軟性の高い素材です。異方性が少ない為、ナイロンと比較し Z 方向の強度が高まっています。
DMM.make
PA11(MJF)の特徴1:非常に柔軟!
PA11は非常に柔軟な素材です。上記画像のように薄い物ならバネのように動かすことも可能です!
また、重さもとても軽いのでピアスなどの小さめのアクセサリーにもピッタリだと思います!
マットなグレーが落ち着きもありつつオシャレな雰囲気を醸し出せますね♪
PA11(MJF)の特徴2:正確なモデル再現性!
MJF方式のプリント方法ではエッジを正確に出すための技術が盛り込まれており、他のプリント方法よりも高いモデルの再現性があります。
得意ジャンルが工業部品なだけあり、寸法精度を必要とするローラー系の部品も正確に作れます。
また、格子状のモデルも綺麗にプリントされるためスリットがとても美しくエレガントな物が簡単に作れます!
PA11(MJF)の特徴3:低価格!
PA11はとても正確にモデルが作れるのにもかかわらず、ナイロンと同程度の低価格でプリントが可能です!
モデルを作ってみたけど、1回お試しでプリントして大体の大きさや凹凸感を見てみたい!
なんて時の試作品製作にもお手軽に利用できますね♪もちろん、そのまま本製品にしても良いと思います!
軽くて丈夫で柔軟で精密にプリントできるので、小さいアクセサリー系にもピッタリです!
このようなシックなピアスも作れます!
カラーはグレーとブラックの2種類ですが、大人シックな雰囲気にはピッタリですね♪
その3:スチール
得意なジャンル:ガジェット、アクセサリー、部品
なんと3Dプリンターでは金属もプリントすることができるのです!
スチール、ステンレス、真鍮、アルミ、チタン、シルバー、ゴールド、プラチナがDMM.makeでは利用可能です♪
(ただ、やはり貴金属は高い、、、)
この中でオススメなのは、比較的低価格でカラーも4種類から選べるスチールです!
また、表面がざらざらするのでアンティーク調のデザインにすると味がでてとても良いですね♪
DMM.make公式では以下のように紹介されています。
ざらざらした表面が特徴の金属素材です。アクセサリーや、雑貨の作成に向いていますが、寸法精度が低いため精度を要するモデルには不向きです。
DMM.make
スチールの特徴1:ざらざらした表面!
上記の写真からわかるように、スチールでプリントするとざらざらした表面になります!
ナイロンのように滑らかな表面も良いですが、デザインによってはざらざらした表面の方がマッチする場合もあるかと思います。
一度は挑戦してみたい素材ですね♪
スチールの特徴2:4種類のカラーバリエーション!
スチールはメッキ加工により上記4種類のカラーを選択することが可能です。
ざらざらした表面にマットな質感のブラックとブラウンはアンティーク風のデザインにとてもマッチしそうです!
スチールの特徴3:比較的低価格!
ナイロンの時にちょっと紹介しましたが、スチールも他の金属に比べ比較的安価でプリント可能です!
アルミやチタンも比較的安価な部類ですが、アルミはカラーが選択できません。
チタンは染色可能(陽極酸化)ですが、染色する際は別料金が掛かり、結果高くなる傾向があります。
そのため、金属では安価でカラーバリエーションののあるスチールがオススメです!
オススメ新素材!
2022年6月3日からDMM.makeから新素材が登場しました!
圧倒的低価格が特徴のレジン5種類が追加になりました!透明素材もあるのでこちらの素材もとてもオススメです!
ぜひ、こちらもご覧ください!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
私は悩んだらとりあえずナイロンを選択しますね♪(実は初めてのプリントはPA11でしたが、、、笑)
とはいえ、迷ったら取り合えずナイロン!と言っても過言ではないほど、低価格で高品質なものをプリント可能です。
豊富なカラーバリエーションも嬉しいですね♪
もっと詳しく知りたい!という方は下記のDMM.make公式HPをご覧ください!
3Dプリンターサービス – DMM.make 3Dプリント
この記事がきっかけで3Dプリントを利用してみたい!自分の作品の幅を広げたい!
という方が一人でも現れてくれたら幸いです^^
当ブログが少しでも、皆様の作品制作のお手伝いになれたら幸いです。
ハンドメイドクラフターの皆さんの作品の幅が広がることを心より応援しています。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!
また次回の投稿でお会いしましょう!
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