はじめに
ご覧いただきありがとうございます!執筆者のLuckRuです!
今回は3DCADの基本を解説!ということで、3DCAD使ったことないよーっという初心者の方に向けて進めていきます!
当ブログは初心者の方でも分かりやすい、読みやすいようなライトな記事をコンセプトに運営しています。是非最後までご覧ください!
モデリングの基本的な流れ
まず例として簡単な円柱をモデリングしてみましょう。
3DCADモデリングの基本的な流れは下の図のようになります!
「スケッチ」:形にしたい図形を平面に描く。
「押し出し」:スケッチで書いた図形を押し出して立体にする。
基本はこれだけです!!(細かい押し出し方法は他にもありますが)
え、これだけ?と思った方!本当です。笑
3DCADの基本的な考え方は、図形の足し算・引き算です。
どんなに複雑な物体も、図形の足し算・引き算で表現することが可能です。
(Fusion360ではフォーム:粘土CADというCADソフトでは珍しいモデリング方法もあります。※今後記事にしていきます)
スケッチのコマンド
図形をスケッチするのによく使うコマンドを簡単に紹介していきます。
使用するCADソフトによって使い方の違いはありますが、基本的にはどのソフトでも同様のコマンドがあります。
Fusion360の使い方は別の記事で投稿予定なので、ここではどんなスケッチ方法があるのかだけ軽く説明します!
Fusion360では上の画像のようなスケッチコマンドがあります。
「線分」:クリックで指定した場所を線で繋ぎます。
「長方形」:長方形をスケッチします。3通りの書き方があります。
「円」:円をスケッチします。
「円弧」:円弧をスケッチします。
「ポリゴン」:円の内、外に接する多角形をスケッチします。
「楕円」:楕円をスケッチします。
「スロット」:スロット(長穴)をスケッチします。
「スプライン」:クリックした点を曲線で繋ぎます。
「円錐曲線」:山のような曲線をスケッチします。
「点」:点をスケッチします。
「テキスト」:文字をスケッチします。
スケッチした文字はそのまま立体に押し出すことが可能です!
スケッチのコマンドは以上になります。
イラストレーター系のソフトを使用したことのある方はすぐに馴染めるのではないでしょうか。
そのほか便利な機能としてミラーやパターンなどがありますが、そちらもまた別の記事で解説してきます!
押し出しのコマンド
スケッチで描いた図形を押し出して立体にするコマンドを簡単に紹介します。
こちらもどのCADソフトでも基本的には同様のコマンドがあります。
これらの押し出し方法も別の記事で詳しく解説しますので、ここでは軽く説明していきます!
Fusion360では上の画像のような押し出しコマンドがあります。
「押し出し」:図形を垂直方向に押し出します。
3DCADで一番よく使うコマンドですね!
押し出しにもいくつか種類があるのでそれもまた別の記事で紹介します!!
「回転」:図形を指定した軸で回転させて立体にします。
上記の画像は、半円の図形を緑線の軸を中心に360°回転させて球の3Dモデルを作成する方法です。
「スイープ」:図形を指定したパス(線)に沿った立体形状にします。
上記の画像は、円の図形を直線に沿って押し出して立体形状にした例です。
「ロフト」:複数の断面を繋いで立体形状にします。
上記の画像は、底面の6角形から上面の円を繋いだ立体形状の例です。
基本的な押し出しのコマンドは以上になります。
3Dモデリングでは前述のスケッチと押し出しを組み合わせて、立体形状を作っていきます。
最後に
いかがでしたでしょうか。
3DCADは図形の足し算、引き算を基本にモデリングしていきます。
一見、複雑そうに見える物体でも足し算、引き算で表現することが可能です。
まずは簡単な形状から練習していきましょう!
ハンドメイドが好きな想像力豊かな方なら(そうでなくても大丈夫!私もです!)
慣れてしまえば簡単に複雑な形状を作成できるようになると思います!
作成したモデルは3Dプリントサービスを利用すれば、3Dプリンタを持っていなくても出力することが可能です。
出力したモデル+創意工夫次第でハンドメイド作品の幅が広がること間違いなしです!
是非、挑戦してみてください!
当ブログが少しでも、皆様の作品制作のお手伝いになれたら幸いです。
ハンドメイドクラフターの皆さんの作品の幅が広がることを心より応援しています。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!
また次回の投稿でお会いしましょう!
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