3Dプリント×ハンドメイド

【悲報】2022年7月5日から値上がり!人気素材はいくら高くなった?新素材も登場!【DMM.make 3Dプリントサービス】

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LuckRu
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こんにちは!駆け出し3DPクリエイターのLuckRuです!

2022年7月5日にDMM.make 3Dプリントサービス価格改定が行われました。

本記事は今回の価格改定でどれくらい価格が値上げしたのか、改定前後の価格を一部素材で比較していきます!

価格改定でどれくらい値段が変わったのナイロンとかの人気素材も値上げ

そんな疑問を解決していきます!

なんと、あの比較的安かったナイロン素材が〇%も値上げしました、、、

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2022年7月5日から価格改定!

2022年7月5日にDMM.make のHPのアップデートが行われました。アップデート作業終了とともに、価格改定のアナウンスがありました。

昨今の為替の影響で原材料、保守部品、および物流費、人件費の高騰が続き、企業努力だけでは現在の価格を維持していくことが難しく、やむを得ず価格改定に至ったそうです。

近年どんどん物価が上がっていますからね。コンビニの商品も値段はそのままでもサイズが小さくなるステルス値上げがどんどん加速していると感じます。

DMMさんは他の3Dプリントサービスに比べて業界最安値で、私も大変お世話になっているため今回の値上げは残念ですが受け入れるしかありません。

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どれくらい高くなった?

さっそくどれくらい値上がりしたのか見ていきましょう。前回の記事で圧倒的低価格レジンと従来素材の値段の比較をしていて、ちょうど値上げ前のプリント価格を調べていたので、その時の値段と値上がり後の値段の比較をしています。

価格は前回同様、アクセサリーサイズのモデルをアップロードした見積結果です。前回の記事はこちらからご覧ください♪

値上げ前後のプリント価格の比較はこちら!

素材名値上げ前
[¥]
値上げ後
[¥]
価格差(後-前)
[¥]
ナイロン1,4562,098+642
MJF1,3761,848+472
NXE4003,1663,314+148
アクリル
Ultra Mode
3,2383,381+143
光造形樹脂5,5735,586+13
クリアアクリル2,3622,748+386

なんと比較的低価格帯素材であったナイロンMJF大幅値上げとなってしまいました!

この結果を見ると、値段が安めな素材は大幅値上げ、値段が高めな素材は少しの値上げとなったみたいですね。

何割値上げ?

何割の値上げとなったのかも計算しました。こちらをご覧ください。

素材名値上げ前
[¥]
値上げ後
[¥]
価格差(後-前)
[¥]
値上げの割合
ナイロン1,4562,098+64240%
MJF1,3761,848+47230%
NXE4003,1663,314+1485%
アクリル
Ultra Mode
3,2383,381+1434%
光造形樹脂5,5735,586+130.2%
クリアアクリル2,3622,748+3864%

大幅に値上げしたナイロンはなんと40%も値上げという驚きの結果になってしまいました、、、

MJFでも30%の値上げです、、これは大分痛手ですね、、、

他の素材は5%と、まだ許容できる範囲だと思います。光造形樹脂に至っては0.2%と、元の値段が高いせいかあまり変わらない結果になりました。

ナイロンが40%も値上げ!

一番痛いのはナイロンの40%超大幅値上げです、、

でも大丈夫です!!

なんと、今回の値上げと同時にまたまた新素材の追加がありました!

新素材エコノミーナイロン!

その名も【エコノミーナイロン】!

こちらのエコノミーナイロン、お値段が値上げ前のナイロンと同じです!!

先ほどの値段比較に利用したモデルでエコノミーナイロンでも見積価格は、値上げ前のナイロンとピッタリ同じ¥1,456でした!これなら、今までと同じ感覚でナイロン素材を利用できますね♪

公式の説明曰く、材料の粉のリサイクル利用率を高めて安価に造形を行えるようにしたそうです!さすがDMMですね。ちゃんとユーザーのことを第一に考えてくれているようです!

ただし、リサイクルした材料を使用しているため出来栄えの色味が黄色がかるそうです。

こればっかりは実際にプリントしてみなければわかりませんが、普通のナイロンでも同時に造形するのものが多い場合は、プリンター内部の温度が高温になり黄色味がかるとの説明があります。

造形物の出来ばえは運次第、となるかもしれません。

造形価格の算出方法がブラックボックスに

ここからは余談です。笑 今回のHPのアップデートで値段以外にも変更された点が一つあります。

それは造形価格の算出方法がブラックボックス化したことです。造形価格がどう算出されているかユーザーからはわからなくなってしまいました。

いままでは、各素材の紹介ページの【その他詳細情報】に価格の算出方法が記載されていました。

今回の価格改定により素材紹介ページが一新され、算出方法が全部削除されてしまいました。

参考に今までのプリント価格の算出方法を記載しておきます。

引用:DMM.make

画像のように既存素材(レジン5種類以外)では、造形価格=材料費+空間費+諸経費+シェル価格で計算していました。新素材レジン5種類では、造形価格=材料費+ベース価格+シェル価格という計算式でした。

削除はされてしまいましたが、少なくともエコノミーナイロンは従来素材と同じ計算方法(値上げ前のナイロンと値段がピッタリ同じなため。)で新素材レジンは値段の変更がないため同じ計算方法でしょう。

上記の画像は新素材レジン5種類が追加の記事で作成したのですが、もっと詳しく内容を知りたい!という方はこちらの記事をご覧ください!

造形価格の算出方法プリント費用を抑える方法についてはこちらの記事で解説していますので、ぜひこちらもご覧ください!

まとめ!

それでは最後にまとめです!

まとめ!!
  • レジン5種類を除く全素材で4.0~40%値上げ!(値上げ前の値段が安いほど値上げ幅
  • 新素材エコノミーナイロンの登場!値段は値上げ前のナイロンと同じ

先月に追加された新素材レジン5種類や今回のエコノミーナイロンで3Dプリンターを持たなくても格安で3Dプリント可能なのは変わりません。

値上げは残念ですが、物価高騰では仕方がありません。DMMは個人的にもユーザー目線で運営してくれている良いサービスだと思うのでこれからも私LuckRuは利用していきます!

終わりに

いかがでしたでしょうか。

今回の値上げがどれくらいの値上げなのか気になってた!なんて方の助けになれば幸いです。値上げに負けじとこれからも創意工夫・行動して頑張っていきましょう!

この記事がきっかけで3Dプリントを利用してみたい!自分の作品の幅を広げたい!という方が一人でも現れてくれたら幸いです^^

当ブログが少しでも、皆様の作品制作のお手伝いになれたら幸いです。

ハンドメイドクラフターの皆さんの作品の幅が広がることを心より応援しています。

それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!

また次回の投稿でお会いしましょう!

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